電動歯ブラシの電池交換/自己責任の実験として
充電式の歯ブラシを使いだしてもう5年以上が経過し、今までも数回充電量が不足して
途中で止まってしまう事があった、そのたびに完全に放電させてから満充電をしてきた
が、最近は充電量が回復せず、このところ駆動力が特に弱く感じられるようになった。
買い換えも検討したが、壊す覚悟で電池交換やってみた。似ている形の歯ブラシを分解
している動画もあったので、たぶん同じような発想で設計されていると考えてやってみた。
本体の先端にあるブラシを外し、充電スタンドの裏側にある穴に軸受けをさしこみます。左にねじってもどす
30度程度しか回りませんが、それを何度も繰り返し外します。力任せにやると、壊れそうです。
緩んだら樹脂パーツを壊さないように、なかなかとれませんがやさしく引き抜きます。
パッキンがついていることや、内部の部品がケース内側にあたっているためだろう。
内部の押さえにバネが使われていて、最下部の充電用のコイル内側と底の間に入っている。
電池はNi-Cd 600 AA が使われていた。同等品と交換するが、スポット溶接電極がついた
ものが良いだろう。基板へははんだ付けで固定。瞬間に温度を上げられるコテで素早く処理。
上の写真、右向きの矢印2カ所はモーターの配線、作業のため一時はずす。
次は上向きの矢印2カ所で、これが電池の接続用配線である。
すべての配線を元通り接続したら、ケースに戻します。完了
すべて自己責任、今回は安全な場所で実験として行いました。
電極など金属へはんだ付けには、ステンレス用フラックスなどを用いる事もできますが、
それぞれの説明書の注意事項や方法にしたがって作業します。すべて自己責任で
正規の修理方法とはまったく異なります。
アマチュアの実験としては交換後のトラブルもなく無事に実験成功です。